群馬県吾妻郡│北軽井沢 鬼押出し園で愛犬と溶岩の道を歩こう

鬼押出し園ってどんなとこ！？

鬼押出し園は、1783年の浅間山の大噴火の際に流れ出た溶岩を、自然遊歩道を歩きながら見ることができる公園です。

「鬼押出し」という名は、誰が名付けたのかはわからないですが、当時浅間山には鬼がいると言われていました。

浅間山が噴火したのは鬼の品行が影響していると考えられ、岩を押し出したのは鬼に違いない！とのことで「鬼押出し」という名前となったようです。

鬼押出し園の遊歩道は、キレイに整備されているため、登山靴などの用意は必要ありません。

ただし、いちばん短い散策コースでも30分ほど歩くので、歩きやすいスニーカーなどでお出かけされることをオススメします。

基本情報

掲載している情報は変更になっていることがあります。おでかけ前に公式HPなどで最新情報をご確認ください。

駐車場

無料の駐車場は、かなり広く第1から第4駐車場まであります。乗用車は750台停めることができます。

遊歩MAP

鬼押出し園の散策モデルコースは3種類あります。

• 30分コース　表参道　→　観音堂　→　裏参道　→　入園口
• 40分コース　表参道　→　観音堂　→　高山植物観察コース　→　入園口
• 60分コース　表参道　→　観音堂　→　奥の院参道（炎観音）→　裏参道　→　入園口

まずはチケット売り場へGO！

駐車場から緑色のスロープを歩いてチケット売り場へ向かいます。

ここが鬼押出し園のチケット売り場です。

わんこの入園料は無料です。

鬼押出し園の散策スタート！

散策を始める前に入園口のそばにある「園内おもしろ岩探し‼」をチェックして、狛犬岩や犬顔岩を探してみてくださいね。

表参道入口　惣門

表参道入口には、惣門･二天尊像があります。

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ここでちょっとしたトラブルが!!!

表参道入口の惣門に入って10ｍほど歩いたところで、1匹の蜂さんにしつこく追いかけられて、慌てて引き返しました。

改めて裏参道から散策スタート！

お散歩コースを「裏参道　→　観音堂　→　表参道　→　入園口」に変更して、改めて散策スタートしました。

裏参道の入り口には売店とらくやきコーナーがあります。

ちなみに「らくやき」とは素焼きの陶器に絵付けをする、素人の楽しみの為の簡単な焼き物のことです。

らくやきコーナーの鬼さん達かわいい♡

そして、裏参道を少し進むと……

遠くに浅間山が見えます。

どちらの方角を眺めても一面に黒い溶岩が広がっている景色はとても奇妙で、自然の偉大さや迫力、恐ろしさを感じます。

訪れたこの日は曇り空だったので、重たく薄暗い空のせいで余計にそう感じたのかもしれません。

浅間山観音堂

鬼押出し園の中央には「浅間山観音堂」があります。

1783年に浅間山が大噴火した際には、鎌原村に暮らす人々の他多くの方々が犠牲となり、浅間山観音堂は、浅間山噴火犠牲者の供養をするために建立されました。

こちらは浅間山観音堂の本堂です。

犬連れで本堂の階段を上がってもいいか悩んでいたところ、本堂前にいらした巫女さんが「わんちゃんもいっしょにどうぞ」と声をかけてくださいました。

愛犬キイもいっしょに浅間山観音堂の本堂の階段をのぼり、参拝をしてからわんこのお守りをいただきました。

浅間山観音堂の右手にある見晴台からは遠くの山々が見えました。

表参道入口の惣門へGO！

浅間山観音堂の参拝の後は、最初に引き返した表参道入口の惣門に向かって歩きました。

振り返ると、溶岩の向こうに浅間山観音堂が見えます。

くんくん活動に勤しむ愛犬キイ。

蜂さんに追いかけられた場所まで戻ってきましたが、もう蜂さんはいませんでした。

無事に表参道入口の惣門に到着です。

まとめ

愛犬と歩く鬼押出し園いかがでしたか？

なんだか奇妙で不思議な景色が続く「鬼押出し園」は、人々の力では到底創り出せない大自然の驚異を感じることができます。

美しくも怖くもある溶岩の道。わんこといっしょに初めて見る景色をぜひ堪能してください。

この記事が北軽井沢へわんことのおでかけを検討している飼い主さんの参考になればうれしいです。